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第6章 世界の先物取引

外貨での損益

 米国30年債(Tボンドという)先物を計算してみる。最小の刻み幅が「1/32」と書いてある。ということは、分数で表示されているので、値段が100.31の次は101.00だということになる。1ポイントの動きで31.25ドルの損益が発生するということは、100.00から101.00まで持ち続けた場合、32ポイント分なので損益は、

31.25ドル X 32ポイント = 1,000ドル

 すなわち、約10万円になるということ。同様に、100.29から101.07までの場合は、

31.25ドル X 10ポイント = 312.50ドル

となる。株価指数先物は計算が簡単なのでやってみよう。