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第10章 ミニ日経
ミニ日経とは
2006年の7月よりミニ日経が大証に上場された。これは大証で従来から取引されている日経先物と比べて取引される時間帯は同じであるが、サイズが10分の1となっており、値幅の最小刻みが半分の5円に設定されている。投資金額が少なくても取引がはじめられるし、小回りもきくので、初心者向きでもある。今後の先物市場のすそ野の拡大に向けて大いに期待されている。
業者によって異なるが、サイズが10分の1になっている分だけ、必要証拠金の量もやく10分の1になっているのが特徴で、小額からの市場参加を可能にしている。1枚を取引するのに10万円も必要としないというのは、個人投資家にとってこの上ない魅力ではなかろうか。