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第1章 日経とは

流動性

多くの市場参加者の関心を集め、いつも盛んに取引が行われているものを、流動性が高いという。売買をするマーケットでは、この流動性が大変重要な要素となる。相場的にいうならば、ほとんどの値段の刻みのところに売り注文や買い注文がビッシリと埋まっているものを指していう。1,2,3ときたら次に買える値段は4か悪くとも5であろう状態を維持できるくらいに市場規模が大きいものを指す。

個別の株式では東証一部上場のものは流動性に問題がないが、それ以外は値段が飛んでしまったりするケースも多く、本来トレーディングには適さない。マーケットに参加する時には、特にこの流動性には注意する必要がある。買いたい時に買える、売りたい時に売れるという状態は、マーケットには何よりも重要なもので、公正な値段というのも、流動性があるからこそ生まれてくるものである。