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第7章 実戦編

指標の発表で

 経済データの結果はすぐには入手できない場合もある。普通のインターネット上での無料サイトでも、公表されるまでは1,2分の遅れが生じることもありうるし、当てにはできない。もし仮に即時に結果を入手できたにしても、相場の動きを追いかけるほうで忙しくなって、数字の確認にまで手が回らないことがほとんどであろう。

 そこで実際に出来ることといえば、リアルタイムに動くマーケットのレートを見て、指標発表の結果がどうであったのかを、自分なりに推測するしかないのである。そしてその推測に基づいて次なる行動に対して判断を下さないといけない。推測というが、「価格はウソをつかない」という市場に対する絶対的な信頼感が、それを支えているのである。発表後の値動きは、株価は頭打ち、債券相場は底を打って上昇に転じている。推測できることは、指標の結果は事前の期待ほどでもなかったということに尽きる。実際に数字を確認してからでないと安心して行動を起こせないようでは、命取りにつながるかもしれないのである。