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第2章 外国為替取引の種類と値動き

なぜ動くのか A値段のスプレッド

為替の直物レートの場合、売りと買いの間は、数ポイントの差があります。Bid に105.20とあり、Offerに105.40とあるとすれば、買いたい人は105.40であれば買えますし、売りたい人は105.20であれば売れます。このようにBidとAskの値段の開きをスプレッドをいいます。このスプレッドがどのくらいあるかは、その市場を立てているところによって異なります。また流動性が少ない場合には、このスプレッドが大きくなります。

利益を取ろうと思えば、その分スプレッドが小さい方が有利ですが、一般的な話をすると、商い量が多い通貨同士の方がスプレッドは小さくなります。

スプレッドの幅は取引を行う際に、コストとして自分の損益にも関わって来るので業者の提示するスプレッド幅を比較してみる必要があります。