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第3章 はじめてみましょう
自分に合ったブローカーを見つけよう Aブローカーのタイプと選ぶ際の留意するポイント
ブローカーは大まかに分けて次の4タイプに分けることができます。
(1)商社系 (2)商品先物系 (3)証券会社系 (4)独立系
あくまでも大まかな分類ですが(1)商社系、(3)証券会社系など大きな親会社がひかえている場合はバックの資本力が大きいので安心というメリットがあります。一方(2)商品先物系は、商品先物以外のラインナップのひとつが増えたというだけで、あまり外国為替取引自体を中心に据えて扱っていない場合もあります。(4)独立系にはさまざまなタイプがありますが、外国為替取扱銀行で為替のディーリングを行っていた人が始めたかなり専門的な会社から、バックグラウンドもよくわからない怪しい会社までさまざまに存在します。
また近々東京金融先物取引所に上場ベースのマーケットも創設されるようです。ここで取引を行う場合はブローカー経由で取引を行う場合は総合課税されますが、取引所の場合申告分離課税になるようです。しかしこうした制度もどんどん変わって行きますので、取引を始める前に一度確かめてみてください。
いずれにしても、次のような留意ポイントでブローカーを探してみましょう。
- 証拠金の保全がどのように行われているか
- 解約する場合、契約通りに返金がなされるか、速やかか
- リスクや商品性についてきちんと説明されているか
- レバレッジ率はどのくらいか
- 取引手数料、金利(スワップポイント)はどのくらいに設定されているか
- 注文の受け付け方法はどうなっているか
- ストップロス(損切り)の解説がわかりやすいか、
追加証拠金や強制ロスカットの基準はどのくらいの設定されているか - Bid−Ask(=買い、売り)の建値のスプレッドはどのくらいか
- 相談や疑問に答えるサポートシステムがあるかどうか
- 営業時間はどうなっているか
- 取引を行う際のトレーディングツールは使いやすいか