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第3章 はじめてみましょう

自分に合ったブローカーを見つけよう B留意ポイントをつかって見分ける

8.Bid−Ask(=買い、売り)のスプレッドはどのくらいか

成行注文でオーダーを出した場合、売りたい場合にはBidの値段、買いたい場合にはAskの値段になります。今、売りたいと思ってBidの値段を叩きに行った場合、その瞬間その買戻しをする場合には、Askの値段でしか買えないわけですから、同時に売買すれば必ずそのスプレッド分の損失が出ます。したがってこのスプレッドは離れていない方が有利ということになります。

しかしこれは実際に商いを行ってみないとわかりづらいのですが、表面的にスプレッドが狭いブローカーであっても、成行注文を出した場合にすぐにその値動きが変わってより高い値段で買い、より安い値段で売りができるようなシステムになっている場合もありえます。ですからスプレッドだけでなく注文の受付方法やサポートなど総合的に見ていく必要があります。これは実際にそのブローカーを使っている人などから聞いてみる以外には方法はないので、インターネットで使用者の情報などを集めてみてもいいかもしれません。