HOME > 外国為替について > 第3章 はじめてみましょう > 自分に合ったブローカーを見つけよう B留意ポイントをつかって見分ける

第3章 はじめてみましょう

自分に合ったブローカーを見つけよう B留意ポイントをつかって見分ける

1.証拠金の保全が行われているかどうか

証拠金はあくまでも取引を行うために保証として置いておくだけのお金です。取引を行うつもりで顧客がお金を預けても、もしもその顧客が全く取引を行わなければそのお金が減るという性質のものではありません。したがって顧客が返金を求めた場合は、すぐにそのお金を戻さなければなりませんし、ましてやブローカーの事業資金として使われるなどという事はあってはならないことです。

証拠金の額が増減するのは、基本的に@取引手数料、A取引による発生損失(評価損益も含まれる)Bスワップポイント、Cその他手数料に限られます。

金融庁の監督下に入るため、資本金や自己資本比率など新たな規制が加えられますが、資本金の額や比率などを見るよりも、まずはきちんと証拠金の分別管理されているかどうかを見るようにして下さい。具体的には資金の振込先が信託銀行の「A社 〜〜 口」となっていれば安心できますが、事業主や個人宛に直接振込みなどということがあればかなり問題と考えられます。