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第6章 テクニカルで見るアプローチ

高値引け

その日が高値で終了するということは、買って買って、買い続けても、まだ買い足らなかったということのあらわれで、その日に売り込んでショートにしてしまった人は全滅している。したがって買い戻さないといけないため、さらに買いの圧力が高くなっていることを証明している。テクニカル分析では、相場が高値で引けた場合は、翌日はさらに高いところを買っていってよいことになっている。

実際には、15時ちょうどに日経平均株価の高値引けが確定し、その後の日経先物がさらに高値を攻めていくときなどは、15時10分の終了間際に買っておくという戦法を取ることになる。安値引けの場合も同様であり、重要な売りシグナルとなる。