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第2章 市場のルール

約定日と決済日

現物株の場合、取引所を通じて売買をした日を約定日(=トレードデート)といい、約定日に続く3営業日後に当たる日を決済日(=バリューデート)という。約定した買い手と売り手の双方には決済をするという義務が生じ、決済日において買い手は売買代金の支払い、売り手は株券の引渡しをする。

3日間だけずれているので株式取引はT+3であるという。外国為替ではT+2、米国債ではT+1など、それぞれの国の事情や原資産の性質によってバリューデートは決まっている。このような原資産を総称して現物という。よって昨日買った現物と今日買った現物とでは厳密には同じものでない事を注意。