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第2章 市場のルール

レバレッジ

差金決済を可能にしているのが証拠金制度であるわけだが、その見せ金である必要証拠金に対して、どのくらいまでのポジションを持てるのかで、レバレッジがどのくらいであるかが決まる。日経先物の1枚あたりの売買代金は1500万円くらいである。

日経先物の1枚あたりの必要証拠金が40万円から50万円なので、50万円の見せ金を積むだけで、実際には30倍もの金額の取引に値する損益を享受できることになる。この30倍のことをレバレッジといい、大きければ大きいほど資金効率はよいことになるが、その反面、元手に差し入れた資金がすぐに飛んでなくなってしまうリスクもある。